2002 SUGADAIRA


2002.8.10 Sat.待ってろ全国の強豪たち!! 菅平に向けて出発する

今日の午後、菅平に向けて出陣します。全国の強豪チームと切磋琢磨できる絶好の機会ととらえています。長崎の高校ラグビーチームの魁として、菅平遠征を6年前から敢行していますが、これOB会をはじめとして、ご声援頂く皆様のお陰であると感謝いたしております。皆様のご期待に応えられるよう、全力で闘いぬく覚悟です。今回は、横須賀・盛岡工業・清真学園・釜石南・報徳学園・法政ニ・全新潟高校選抜と対戦します。いずれも、攻守にまとまりのある好チームであると認識しています。どこまで、わたしたちのラグビーが通じるのか、正々堂々と真正面から立ち向かっていきたいと張り切っています。試合の結果をはじめとする、菅平合宿の様子などをこのページで毎日お知らせいたしますので、激励などBBSに頂けたら、たいへんありがたいことです。

2002.8.11 Sun.2002 SUGADAIRAが始動します

昨晩20:00新門司港発名門太洋フェリーは定刻の05:30に大阪南港に接岸。朝もやの第二阪奈道を一気に駆け抜け、奈良で京奈和道に乗り、さらに京滋バイパスから名神瀬田東ICへとバスは進む。08:00養老SAで朝食を済ませ、昼過ぎに菅平高原に到着。高原特有の爽やかな涼風が出迎えてくれる。全員、体調を崩すことなく元気である。今日は試合の予定はなく、調整練習を行う。動きも軽快で調子も上向きつつあるようである。ただ、LO木村亮太がA&Dで肩を脱臼。明日から試合は断念せざるをえない。活躍が期待されていただけに残念なことであった。明日からいよいよ試合が始まる。いかに自分たちのラグビーに徹することができるか。各自がそれぞれの目標を定めて試合に臨む。

2002.8.12 Mon.10回生坂本監督率いる横須賀高と対戦

激戦区神奈川県で上位定着を狙う横須賀高との対戦である。監督は10回生の坂本成利氏。日体大の後輩にあたる。現在、神奈川県高体連ラグビー専門委員長の要職にある。北高時代、数々の武勇伝を有する伝説の猛者である。後輩の久保田和典氏がどんなにあがいても到底及ぶところではない。ちなみに久保田氏の2年先輩、河浪さんの1年後輩にあたる。北高では近松さんと同級である。この日、応援団も続々と菅平入り。先発の森岡(父)、高木(父)に続いて、近松(父・弟)、松尾(父・妹・弟)、富永(母・妹・妹)、河内(母・弟・弟)、向井(父)が懸命の声援をおくる。
-----------------------------------------------------------

11トライを浴びせて完勝、幸先の良いスタートを切った。全員が縦横無尽に走り回り、完全に地域と球を支配した。将来性を感じさせるすばらしい集団である。

×横須賀高校(2本目)63[11T4G]−0

前半 22(4T1G)-0 【中村1T,高木2T,河浪1T,森岡1G】
1.松川貴志 2.中村 3.福山 4.白田 5.小原 6.土居 7.高木 8.向井
9.永木 10.今村 11.土肥 12.木原 13.坂野 14.川口貴之 15.河浪

後半 41(7T3G)-0 【土居1T,平田1T,白田1T,徳永2T,河浪2T,森岡3G】

1.松川貴志 2.土居 3.福山 4.平田 5.小原 6.白田 7.松川太郎 8.高木
9.川口貴之 10.今村 11.峰 12.森岡 13.徳永 14.西山 15.河浪
----------------------------------------------------------------

攻撃のリズムがつくれず苦戦した。全後半に1トライづつ計2トライを挙げたものの、終了間際には、モールによるトライを許すなど防御面に大きな課題を残した。しかしあえてここは、横須賀高の粘りと集中力を称えるべきであろう。この勢いをもって神奈川県大会に臨めば、必ずや好成績に結びつくことであろう。

×横須賀高校(1本目)12[2T1G]−5[1T]

前半 7(1T1G)−0 【吉田1T1G】
1.木戸 2.池田 3.三谷 4.馬場 5.近松 6.富永 7.釜山 8.河内
9.河野 10.吉田 11.岡島 12.西川 13.川口昂記 14.小野 15.青木

後半 5(1T)−5(1T) 【河内1T】
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.近松 6.富永 7.向井 8.河内
9.河野 10.吉田 11.木原 12.坂野 13.徳永 14.川口昂記 15.青木


2002.8.12 Mon.かつて全国を制した東北の名門盛岡工業高に競り勝つ

かつて全国制覇を成し遂げた、東北の名門高である。明大、日本代表の主将を歴任した笹田学氏や、釜石7連覇の中心選手小笠原現監督をはじめとする多くの優れた人材がラグビー界で活躍した。昨年は拮抗した勝負であったが、前半が終了するころに高原特有の濃霧に視界を遮られ、試合続行を断念した。今年こそは昨年の決着をつけんと両チーム気合が入っている。
----------------------------------------------------------

まずは盛岡工業2本目の体格に圧倒された。縦横ともに標準をはるかに越える大型選手揃いだ。ひときわ背丈が高い選手に目が行く。197Cmの長身である。北高では学校中探しても到底見つからない逸材であろう。しかし、勝負(ラグビー)はやってみないと解らないものである。開始早々、いとも簡単に自陣に攻め入られる。CTB西川を中心とした懸命の防御が続く。何回も決定的な好機が盛岡工業に訪れるが、最後の一線だけは死守する。敵の攻め疲れに乗じて、じりじりと反撃を開始する。釜山のトライで先制すると、形勢は一気に北高に傾いた。高木、池田、小野、今村が次々と相手ゴールを陥れる。前半を31−0の大差で折り返す。後半も攻撃の手を緩めず、土居、木原、西川、小野が鉄壁を誇る盛岡工業の防御網を切り裂く。古豪の意地であろうか、2トライを許すがすでに勝負は決した。体格でははるかに及ばないが、FW・BS一体となった会心の勝利である。

×盛岡工業(2本目)57[9T6G]−10[2T]

前半 31(5T3G)-0【池田1T、釜山1T、高木1T、今村1T、小野1T、森岡3G】
1.松川貴志 2.池田 3.福山 4.白田 5.小原 6.土居 7.釜山 8.高木
9.永木 10.今村 11.西山 12.森岡 13.西川 14.川口貴之 15.小野

後半 26(4T3G)-10(2T)【土居1T、木原1T、西川1T、小野1T、森岡3G】
1.平田 2.池田 3.福山 4.白田 5.小原 6.土居 7.近松 8.高木
9.川口貴之 10.森岡 11.峰 12.木原 13.西川 14.土肥 15.小野
----------------------------------------------------------------

2本目の気迫に乗じたのか、鮮やかな先制攻撃が功を奏した。前半5分ゴール前ラックより左オープンに展開、FL向井がライン参加して先制する。さらに、SO吉田が一気に相手防御網の裏に出ると、FBとの1対1勝負。背後のショートパントを落とし、そのまま拾い上げてポスト直下にトライ。この日のSO吉田は判断力に長け、相手のミスを即座にドリブル、そのままインゴールで押さえた。さらに猛攻は続く。自陣22m附近、主将河内、FL富永らの一撃必倒の厳しいタックルからターンオーバーに成功すると、果敢のオープンに展開した。俊足WTB青木が70mを走りきり、その差を広げるトライを決めた。後半は盛岡工業伝統の協力モールが炸裂。やや疲れの見えた防御陣に襲い掛かり自陣に殺到する。この日、奪われた4トライはいずれもモールからのプッシュオーバートライである。謙虚に反省して、今後の修正を誓い合った。僅か2点差ながら、格別の勝利であることには間違いない。競り勝つことにより、精神的に逞しくなった選手たちの姿が一回り大きく見える。

×盛岡工業(1本目)26[4T3G]−24[4T2G]

前半 26(4T3G)-5(1T) 【向井1T、青木1T、吉田2T2G】
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.河内 6.竹本 7.富永 8.向井
9.河野 10.吉田 11.川口昂記 12.坂野 13.徳永 14.青木 15.河浪

後半 0-19(3T2G)
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.河内 6.竹本 7.富永 8.向井
9.河野 10.吉田 11.岡島 12.坂野 13.徳永 14.木原 15.河浪

2002.8.13 Tue.日体大同期生対決 清真学園にこの合宿唯一の敗戦を喫する

日体大時代の同期生対決である。瞬く間に清真学園を全国区の強豪校に育てあげた。卒業生も活躍しており、栗原徹(慶応大→サントリー)など、日本代表選手も輩出している。
平成5年度の第73回では一回戦で対決、屈指の好カードと注目されたことも記憶に新しい。速いテンポの展開ラグビーを身上としている。
---------------------------------------------------------
3校(長北・釜南・清真)マッチのため、前半を1本目、後半を2本目という変則マッチ形式で対戦した。前半(1本目)は、攻守がめまぐるしく変化する好勝負となった。百選練磨の清真は我々の僅かなミスをも見逃さず、3トライをあげた。反撃するにはあまりにも短い25分間であったが、相手のスピードには十分対応できてはいたようだ。この合宿で唯一の敗戦を喫しが、今後に生きる素晴らしい体験であったに違いないだろう。後半(2本目)、清真の選手層は厚く、1本目に負けず劣らず可能性を秘めたチームであった。3トライを奪われたあと、FB小野が鮮やかにライン参加して1トライを返し反撃の烽火をあげたが、時すでに遅かった。

×清真学園 7[1T1G]−40[6T5G]

前半 0−19(3T2G)
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.向井 7.富永 8.河内
9.河野 10.吉田 11.青木 12.坂野 13.徳永 14.川口昂記 15.河浪

後半 7(1T)−21(3T3G) 【小野1T、高木1G】
1.松川貴志 2.池田 3.福山 4.小原 5.平田 6.白田 7.釜山 8.高木
9.川口貴之 10.森岡 11.西山 12.西川 13.木原 14.土肥 15.小野


2002.8.13 Tue.ラグビーと鉄の町釜石で「かまなん」は覇権を目指す

ラグビーと鉄の町釜石で、王者盛岡工打倒に燃える。闘将岡島監督のもと花園出場を目指したい。学校創立90周年に花を添えるべく。王者盛工の壁は果てしなく厚い。衆目が認めるところである。しかし、これで終わったら明日はない。岡島監督には、鉄をも溶かす熱い心が存在するとみた。期待している。はるか長崎より、声援を送りつづける。「念ずれば花開く」 青木父母の会会長夫妻と吉田(母)が到着。陸路での強行軍であったとか。さらに、河浪夫妻も到着。名神が大渋滞したのか、かなりお疲れのご様子。がぜん応援団がにぎやかになる。
-------------------------------------------------------

前半(1本目)は、直前に行われた清真学園に堂々競り勝つ要因である、釜石南強力FWを封印。活きた球が供給されたBS陣は、SO吉田の3トライを筆頭にWTB岡島が技ありのトライを浴びせ圧倒した。後半(2本目)はほとんどの時間、球と区域を独占。チーム一の俊足を自負するFB小野の怒涛の3トライをはじめとして、高木、森岡、徳永、西川が次々と敵陣ゴールラインを駆け抜けた。まさに貫禄勝ち以外の何物でもない。

×釜石南高校 67[11T6G]−0

前半(1本目) 26(4T3G)−0 【吉田3T3G、岡島1T】
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.向井 7.富永 8.河内
9.今村 10.吉田 11.川口昂記 12.坂野 13.徳永 14.木原 15.岡島

後半(2本目)41(7T3G)−0【森岡1T 高木2T2G 小野3T 西川1T 徳永1G】
1.松川貴志 2.池田 3.福山 4.白田 5.平田 6.河内Jr. 7.盛岡 8.高木
9.川口貴之 10.今村 11.西山 12.西川 13.徳永 14.土肥 15.小野

2002.8.14 Wed.昨年大敗した花園の常連校報徳学園に雪辱を果たす

兵庫県の報徳学園は花園の常連校の一つであるが、スポーツ活動が盛んで、野球、駅伝など全国レベルとして有名である。西條監督の熱心な指導のもと、着実にレベルアップしており、全国区の強豪としてその名を連ねる。
------------------------------------------------------

昨年は大敗を喫してしまい、うなだれてグラウンドを後にしたが、今回はCTB西川を中心によく守り、果敢に攻めて応戦した。4トライを喫し、無得点に押さえられはしたが、点差以上に拮抗した好試合であった。若いチームながら、将来性を大いに感じさせる闘いであった。

×報徳学園(2本目)0−20[4T] *1ハーフのみ

1.松川貴志 2.池田 3.福山 4.小原 5.平田 6.土居 7.白田 8.高木
9.永木 10.川口貴之 11.西山 12.西川 13.森岡 14.土肥→峰 15.小野
-----------------------------------------------------------

前半早々に連続攻撃を許し1トライを先制されるが、その後は双方譲らず功タックルの応酬であった。双方互いにトライチャンスがあるのだが、好タックルに阻まれゴールラインを切ることができない。前半の得点は報徳が先制攻撃であげた1トライのみ。後半に勝負は
持ち越された。サイドが変わった後半、北高首脳陣は思いきった策に出る。SH河野を古巣のFLに移し、新人の今村をSHに配した。さらに、攻撃型FL富永をあえてPR1に配し、スクラムの安定を求めた。また、指の負傷で本調子でないWTB岡島に代えて期待の新人木原のスピードに期待した。反撃を開始して7分、ラックを連取して最後はCTB坂野が左中間に飛び込み同点とする。報徳もすかさず反撃に転じ、1トライを返し突き放しにかかる。めまぐるしく攻守が入れ替わる中、少ないチャンスを的確にものにして、20分、SO吉田が気迫のトライをあげて再び同点に追いついた。このまま同点引き分けかと思われた24分、CTB坂野のパントキックにWTB木原、CTB徳永が鋭く反応、厳しいタックルにこぼした球を徳永が中央に持ち込んで熱戦にピリオドを打った。二転三転する競り合いのなかで手にした会心の勝利であった。

×報徳学園(1本目)19[3T2G]−12[2T1G]

前半 0−5(1T)
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.向井 7.富永 8.河内
9.河野 10.吉田 11.岡島 12.徳永 13.坂野 14.川口昂記 15.河浪

後半 19(3T2G)−7(1T1G) 【吉田1T1G、坂野1T、徳永1T】
1.富永 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.向井 7.河野 8.向井
9.今村 10.吉田 11.木原 12.徳永 13.坂野 14.川口昂記 15.河浪

2002.8.15 Thu.関東大会準Vの法政二を撃破する

春の神奈川県王者で、関東大会では国学院久我山に次ぎ準Vに輝いた強豪である。ここ数年ではもっとも戦力が充実しており、宇田川監督は全国を視野に入れて闘いを進めているようだ。菅平でも最終日のここまで無敗。とてつもない強豪であるとの噂しきりである。事実、昨日の午前対戦した報徳学園に同日午後、50点もの得点をあげて圧勝しているのである。さらに情報が入り、春の関東大会では、國學院久我山に惜敗するも、準Vに輝いているのだ。スタッフ間では、この事実を選手たちに知らせるべきか否かを迷った。あえて知らせはしなかったが、すでに一部の選手は知っていた模様。飄々と闘う姿に頼もしさを見る。思いがけず頼もしい応援を頂いた。1回生の中村修三夫妻である。子息である岳博コーチ(31回生)を頼もしげに見ている。

-------------------------------------------------------------

前半早々、NO8高木の豪快な突進でトライをあげるが,その後は攻め手を欠き、後半、連続攻撃から次々とトライを許した。若いチームに極限の疲労が静かに忍び寄る。疲労の極地ではあるが、あと一歩のがんばりを期待したい。これで、2本目は3勝3敗となり、明日の最終戦を待つのみとなった。しかし、明日の相手は全新潟高校選抜の2nd.フィフティーン。とても1年生が大部分を占める2本目が闘える相手ではないことは明らかである。また、怪我による離脱者が3年生を中心に出始め、メンバー編成が苦しくなってきた。初心者の新人プレーヤーを起用せねばならない状況に追いこまれた。

×法政二高(2本目)7[1T1G]−25[5T]

前半 7(1T1G)−5(1T) 【高木1T、森岡1G】
1.松川貴志 2.池田 3.福山 4.小原 5.平田 6.白田 7.土居 8.高木
9.川口貴之 10.森岡 11.永木 12.木原 13.西川 14.峰 15.小野

後半 0−20(4T)
1.松川貴志 2.平田 3.福山 4.小原 5.松川太郎 6.白田 7.土居 8.高木
9.永木 10.川口貴之 11.土肥 12.木原 13.西川 14.西山 15.小野
------------------------------------------------------------

1本目は全国レベルの強豪校との対戦ということもあり全員がやる気に満ち溢れているようだ。強豪との対戦を楽しんでいるようにも見える。この対戦を今年のメインマッチと位置付けていた。相手にとっては全く不足はない。正面から堂々と立ち向かおうと奮い立った。
前半早々、高速ラインにFBを絡ませる、法政ニが最も得意とする得点パターンであっさりトライを許す。しかし、下を向く者はいない。反撃開始だ。連続攻撃から幾度もゴール前に迫るのだが、あと一歩が届かない。前半終了直前にも防御陣の乱れからさらに1トライを許し、0−14で後半の反撃に期待をかける。昨日とはうって変わり、ラインアウトも安定してきた。必ずやれると自らに言い聞かせるが確信はない。後半はBSリーダーWTB川口と逆サイドWTB岡島の負傷退場により、両WTBに木原、小野を配し、バックス全員が1.2年生という、とてつもなく若い布陣を敷かざるをえなかった。しかし、これが見事に機能した。5分、相手陣22mラインアウトからモールを押し込みオープン展開すると見せかけSO吉田が内に斬りこみ中央にトライ。反撃開始である。さらには、PKからの速い展開により、WTB小野が1本目で初のトライをあげると、その直後にはSO吉田の絶妙のパスからFB河浪がゴールに飛び込み逆転に成功した。直後、相手の反撃を許し19-19の同点に追いつかれ、正面のコンバートが決まれば逆転という場面、CTB徳永の気迫のチャージが出て勝ち越しを阻止した。勢いづいたフィフティーンは全員攻撃から相手陣深く攻め入るとラックから展開すると見せかけ、SO今村がサイドを突きトライ。ここで突き放したかに見えたが、法政二も最後の力を振り絞ってトライを返すがそこでノーサイド。26-24 僅差ながら堂々の勝利である。

×法政二高(1本目)26[4T3G]−24[4T2G]

前半 0−14(2T2G)
1.富永 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.河野 7.向井 8.河内
9.今村 10.吉田 11.岡島 12.坂野 13.徳永 14.川口昂記 15.河浪

後半 26(4T3G)−10(2T) 【吉田1T3G、今村1T、河浪1T、小野1T】
1.木戸 2.富永 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.河野 7.向井 8.河内
9.今村 10.吉田 11.小野 12.坂野 13.徳永 14.木原 15.河浪


2002.8.16 Fri.有終の美 全新潟高校選抜に快勝する

最終戦の対戦相手は、新潟工を主体とした前新潟高校選抜である。日体大時代の直弟子伊藤清が指揮をとる。北信越ブロック突破を目標としている。1本目は何とか試合はできるだろうが、2本目については不安が募るばかりであった。しかし、心配は杞憂に終わった。この合宿でのベストゲームと呼ぶに相応しい試合であった。
-----------------------------------------------------------------

2本目は格上の相手に果敢に立ち向かった。必死にタックルするも連続して2トライを許すが、一転反撃に転じ連続攻撃からPR福山が中央に飛び込む。さらに攻撃の手を緩めず敵陣に殺到する。ラックサイドをSH永木がつき、逆転に成功して前半を終了した。サイドが変わった後半、さらに全員ラグビーに磨きがかかり激しく攻め入る。ラックを連取して相手の反則を誘い。PKからPR福山がゴール直下に飛び込む。さらにSH川口、CTBに転じた釜山が連続してゴールラインを突破する。全新潟高校選抜という格上に対して見事な勝利であった。彼等のどこにこのような力が潜在しているのだろう。検証してみる必要がある。その結果如何では1本目での活躍が期待される選手が出現することになるだろう。

×全新潟高校選抜(2本目)33[5T4G]−12[2T1G]

前半 14(2T2G)−12(2T1G) 【福山1T、永木1T、森岡2G】
1.松川貴志 2.池田 3.福山 4.小原 5.平田 6.土居 7.白田 8.高木
9.永木 10.川口貴之 11.西山→峰 12.森岡 13.西川 14.釜山 15.小野

後半 19(3T2G)−0 【福山1T、川口1T、釜山1T、高木2G】
1.松川貴志 2.池田 3.福山 4.小原 5.平田 6.土居 7.白田 8.高木
9.川口貴之 10.森岡 11.峰→土肥 12.釜山 13.西川 14.永木 15.小野
-------------------------------------------------------------

1本目もこの合宿の最終戦を迎えた。出来過ぎの感もある今年の菅平であるが、全体の成果はこの最終戦が重要な鍵を握っているというのは紛れもない事実であろう。全新潟は新潟工業を軸に編成されたコンバインドチームである。個々の力量は優れていても、チームプレーの精度がどこまで高められているのか霧中であろう。前半ラックサイドを突かれて1トライを許すも、10分過ぎから逆襲に転じる。15分ラインアウトよりCTB坂野が鮮やかに裏に抜け出しFB河浪に返す。ゴール直下にトライして逆点に成功。その後、モールを押し込まれ再逆点を許すものの、終了直前には、PKからのモールを押し込み再逆転して前半を終了した。後半に入りリズムカルな動きが出る。ラックを連取してSH今村の好判断から左オープンに展開、SO吉田からCTB徳永と渡り突き放す。さらに中央スクラムより左オープンに展開、SO吉田のショートパントにWTB木原がよく反応してFB河浪へ。さらにCTB徳永にラストパスが渡り、さらに突き放す。意地とプライドにかけ、全新潟も必死の反撃を見せ1トライを返す。しかし、反撃ももはやこれまで。最終戦を有終の美で飾った。

×全新潟高校選抜(1本目)26[4T3G]−17[3T1G]

前半 12(2T2G)−10(2T) 【河浪1T、モール1T、吉田1G】
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.富永 7.向井 8.河内
9.今村 10.吉田 11.木原 12.坂野 13.徳永 14.川口昂記 15.河浪

後半 14(2T2G)−7(1T1G) 【徳永2T、吉田2G】
1.木戸 2.中村 3.三谷 4.馬場 5.竹本 6.富永 7.向井 8.河内
9.今村 10.吉田 11.木原 12.坂野 13.徳永 14.川口昂記 15.河浪


2002.8.17 Sat.2002 SUGADAIRA SUMMER CAMP @

●表彰選手

MVP 河内義紀(3年・No.8)
主将としてチームをまとめ、先頭に立って厳しくタックルに入り続けた。彼のタックルがチーム全体を鼓舞し、充実した合宿の要因となった。

敢闘賞 河野敬(3年・SH→FL)
途中、SHから古巣のFLに転じたが、持ち前の厳しいタックルでチームの勝利に貢献した。

敢闘賞 中村圭吾(2年・HO)
はじめての1本目出場に拘らず、優れた運動量でチームに貢献した。

敢闘賞 松川貴志(1年・PR)
さほど体格には恵まれないが、常に全力を発揮して、厳しいPRのポジションを全うした。

敢闘賞 山路麻祐(2年MG)有川慧・片山明子・宮崎奈保子(1年MG)
給水、試合記録、ジャージ洗濯、食事の世話、病人の看護など過酷な業務を完璧にやり遂げた。


2002.8.18 Sun.2002 SUGADAIRA SUMMER CAMP A

個人得点ランキング

【注】ラグビーではチームプレーが全てであり、元来、個人の得点などはどうでもよいことではありますが、参考までに・・・。

●トライ部門
@吉田克也(2年・SO )……8
A小野友樹(2年・WTB)……7
B木貴裕(1年・No8)……6
C徳永 誠(1年・CTB)……5
C河浪佑輔(1年・WTB)……5
E釜山天平(3年・FL )……2
E福山 昂(2年・PR )……2
E西川征寿(2年・CTB)……2
E土居暢二郎(2年・PR)……2
E今村太郎(1年・SH )……2
Jモール (1本目FW)………1
J河内義紀(3年・No8)……1
J岡島正剛(3年・WTB)……1
J池田裕二(3年・HO )……1
J青木健史(3年・WTB)……1
J向井友教(2年・FL )……1
J中村圭吾(2年・HO )……1
J永木亮太(2年・SH )……1
J白田大都(2年・FL )……1
J坂野 歩(1年・CTB)……1
J川口貴之(1年・SH )……1
J森岡亮太(1年・CTB)……1
J木原幸一(1年・WTB)……1
J平田拓也(1年・LO )……1

●コンバージョン部門
@吉田克也(2年・SO )……13
@森岡亮太(1年・CTB)……13
B木貴裕(1年・No8)……5
C徳永 誠(1年・CTB)……1

●総得点部門
@吉田克也(2年・SO )……66
A木貴裕(1年・No8)……40
B小野友樹(2年・WTB)……35
C森岡亮太(1年・CTB)……31
D徳永 誠(1年・CTB)……27
E河浪佑輔(1年・WTB)……25
F釜山天平(3年・FL )……10
F福山 昂(2年・PR )……10
F西川征寿(2年・CTB)……10
F土居暢二郎(2年・PR)……10
F今村太郎(1年・SH )……10
Kモール (1本目FW)………5
K河内義紀(3年・No8)……5
K岡島正剛(3年・WTB)……5
K池田裕二(3年・HO )……5
K青木健史(3年・WTB)……5
K向井友教(2年・FL )……5
K中村圭吾(2年・HO )……5
K永木亮太(2年・SH )……5
K白田大都(2年・FL )……5
K坂野 歩(1年・CTB)……5
K川口貴之(1年・SH )……5
K木原幸一(1年・WTB)……5
K平田拓也(1年・LO )……5


2002.8.19 Mon.2002 SUGADAIRA SUMMER CAMP B

菅平合宿歳時記−@

●8/10(土) 監督熱湯をかぶり、醜態をさらす。

新門司港発名門太洋フェリーが大阪南港に向けて出航してまもなく、監督、ヘッドコーチ、トレーナー、コーチのスタッフ4人は船内の展望風呂に浸かって、旅の疲れを癒していた。
その時、「アッター」と断末魔のような叫び声が…。タイルの上にはシャワーの故障で熱湯をかぶってしまい、あられもない姿でうろたえる監督の姿が…。トレーナーが異常なほど笑い転げている。無念以外の何物でもない。

2002.8.20 Tue.2002 SUGADAIRA SUMMER CAMP C

菅平合宿歳時記−A

●8/11(日) 3年A、高速道で黄金水を野に放ち、生き恥をさらす。

高速道路は道路交通法により、駐停車が禁止されていることは周知の事実である。それにも拘らず、停車せざるをえなかった。菅平に向けて、大阪南港を出発して30分ほど、生駒のトンネルを越えたあたりであっただろうか。3年Aが真っ青な表情で哀願してきた。
「あとどれくらいもてるのか???」と尋ねたところ、「もはやこれまでであります!!!」と情けない表情で訴えた。3分間の臨時停車。皆に見守られて、Aは幸せそうに黄金水を野に放ったのである。

2002.8.21 Wed.2002 SUGADAIRA SUMMER CAMP D

菅平合宿歳時記−B

●8/12(月)  菅平では珍しい土のグラウンドに当選する。

現在、菅平にはおよそ90面のラグビー場が有する。そのうちの7〜8面は公営(真田町・菅平観光協会)のグラウンドであるが、その他はすべてホテルや旅館が独自に保有して維持しているものである。芝の管理がもっともたいへんな作業で、約2ヶ月間にわたる合宿シーズンに耐えうる芝の育成に心血を注ぐ。冬は一面の雪に覆われ、白銀の世界と化し、スキーのメッカとして多くのスキーヤーが菅平を訪れるが、春の雪解けを待って、蒔種を施して夏のラグビーシーズンに備えるのである。蒔く芝の種にも工夫が凝らされその年の気候などに合わせて、在来種に新種を微妙にブレンドするなど、目に見えない努力が続けられている。昨年までは、菅平には2面の土のグラウンドが存在していた。そのうち
の一つが、本年見事な芝のグラウンドに生まれ変わった。あと残るは一つ。見事に午前中の×横須賀高との試合で当たってしまったが、懸命の水撒きと整備で何とか試合場として整備された。

2002.8.22 Thu.2002 SUGADAIRA SUMMER CAMP E

菅平合宿歳時記−C

●8/12(月) ヘッドコーチ肥溜めに落ちる。「うん」が付き快進撃始まる。

昨年は霧で試合続行を断念した苦い思い出がある、盛岡工業高戦である。忽然と姿をくらましたヘッドコーチがなかなか戻ってこない。やっと戻ってきたが、表情が今一つ冴えない。踏み板がずれて、片ひざまで肥溜めに浸かってしまったのだ。その時点では、衝撃の事実は誰にも知らされていなかった。宿舎に戻ると、何かにとりつかれたように、片方だけのソックスとシューズだけを念入りに洗っている姿があった。背中が恥辱と悔しさで打ち震えている。しかし、この肥溜め事件がチームに何かをもたらしたようだ。「うん」がつき、NAGASAKI KITAの快進撃が始まったのである。

2002.8.23 Fri.2002 SUGADAIRA SUMMER CAMPF

菅平合宿歳時記−D

●ロッキー @〜Dシリーズを制覇する

昨年は「スクールウォーズ」全巻を視聴して、車内が大いに盛り上がったが、今年は「ロッキー@〜D」だった。今年の快進撃の要因は、「ロッキー」のファイティングスピリットにあったのかもしれない。特に、1年MGMはヒロイン「エイドリアン」になりきり、ロッキーと共に闘い続けていたようだ。