| Photo-Diary from OGATA Hiromichi
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| 2007.10.1 Mon.「敗戦から何を学びとるか」−43・44回生の諸君たちに望むこと− |
昨日の決勝戦から一夜が明けました。朝刊を拡げて、夢ではなく現実の事態 であることを認識しました。
塩見主将を中心に終始奮闘しましたが、勝利の女神は我軍には微笑みません でした。高校ラグビーにピリオドを打った42回生の諸君たちの心情は いかばかりかと拝察いたします。決して最後まで諦めずよく頑張りました。
この1年、全ての時間、労力を惜しげなくチームに奉げた監督、コーチ陣にも 最大級の感謝を申し上げます。1月から全力疾走、ご苦労様でした。
子どもたちと同じ目線で支えてくださったた父母の会、OB会の皆様のご尽力 にも敬意を表します。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
昨日の敗戦を目の当たりにして、さらに高いレベルの選手を目指そうと決意し、 胸に熱いものが湧き上がってきたであろう、43・44回生の諸君に贈ります。
いくらしっかりとプランを立ててもすべてがうまくいくとは限りません。 筋書きのない壮大なドラマに老若男女が酔いしれるのです。ラグビーは典型的 な対決型スポーツですので、相手の出方に勝敗の行方が左右されます。
プランニングに修正が必要な場合もあるでしょうし、身体的成長のタイミングが 思い通りにいかないこともあります。
勝つのは僅か一チームです。ほとんどのチームは目標とする試合でやむなく 敗戦という現実の前にたたずむのです。
しかし、真に強くなるプレーヤーは、この敗戦こそを次のステップにできると いうことを決して忘れないでほしいのです。
「敗戦から学ぶ」ことができれば、次なる計画を立てることに大いに役立って くるのです。
では、敗戦から何を学べばよいのでしょうか。
敗戦を経験したことで、自分に不足していたことや変革していかなくては ならないことが明確になります。
また、砂を噛むような悔しい思いを持ち続けることで、辛く苦しい練習に耐える モチベーションも高まるはずです。
そのようにプラス思考で考えれば、「敗戦から学ぶ」ことがいかに大切であり、 そこに人間的成長・競技力向上のための大きな鍵が潜んでいることが明確に なってきます。
しかし、口で言うほどそうたやすいことではありません。「敗戦から学ぶ」 ためには絶対的な「2つの条件」が存在します。
ひとつは、次の目標までにはこの課題を克服するとか、対戦相手を想定して戦術を 立てながら鍛錬するとか、明確な目標に向けて「ひたむきに努力すること」が 確固たる意思として存在しているかということです。
意識を高く持って次なる大会へ臨むことができなくては、敗戦から何かを学び取る ことはできません。
もうひとつは、「心の底から悔しいと思う」ということです。
勝負に賭ける気持ちが強ければ強いほど、負けたときの悔しさは大きいものです。
気持ちが最大限に高ぶっての敗戦は、冷静に物事を考えるまでに時間がかかる でしょうし、場合によってはラグビーそのものに興味を失ってしまうかもしれません。
これは辛く、厳しいことではあるのですが、それくらいの悔しい思いを 持てなくては強くはなれないということです。
私は、敗戦によってラグビーに対する情熱をなくしてしまった選手や、 ラグビーそのものを辞めていった選手を何人も見てきました。
そんな選手を見送るとき、冷静を装ってはみても私の心は大きく動揺しました。 そこまで追い込まなくても良かったのではないか、と自分自身を責めることも ありました。
なにも悲しむのは選手だけではないのです。OB会も父母の会もみんな君たちと 同じ目線で、一挙一動に注目し、同じ悔しい涙を流しているのです。
「強く思えば、強く悲しむ」、これは表裏一体のことですが、どこまで目標を 設定し、その結果を求めるのかは、結局自分で決めるしかないのです。
個人の意識も目標も千差万別、すべて自分自身が自分自身に命じねばなりません。
昨日の42回生の涙を無駄にせぬよう、すぐに行動に移し、全国選抜大会、 そして大目標の第88回大会をめざそうではありませんか。
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敗戦から一夜が明け、42回生の勇姿を思いおこしつつ、これから始まるで あろう厳しい戦いに臨む43・44回生の奮闘を期待しながら・・・。 2007.11.24 緒方広道 記す
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